〝商品価値〟も急上昇中だ。ミラノ・コルティナ五輪フィギュアスケートペアで〝りくりゅう〟こと三浦璃来(24)、木原龍一(33=ともに木下グループ)組が大逆転で金メダルを獲得した。日本列島で大フィーバーが巻き起こる中、各業界も熱視線。仕事のオファーが殺到しており、出演料の高騰が見込まれている。
日本初となる五輪ペア金メダルの快挙を達成した〝りくりゅう〟は、帰国直後から数多くのテレビ番組に出演。2人の姿を見ない日はないほどだ。
まさに「五輪の顔」と言ってもおかしくない人気ぶりに、各方面の関係者が注目。有名企業からもオファーが届いており、ある広告代理店関係者は「イベントの出演料やCMの契約金など、あらゆる金額がこれからもっと上がると思いますよ」と指摘した。
同関係者によると、例えば大手芸能プロダクション所属の売れっ子芸人の場合、イベントの出演料は100万円前後が一般的な相場。著名な女優でも1000万円を超えると高額の部類に入るという。その中で〝りくりゅう〟はすでに数千万円まで出演料がアップ。別の広告代理店関係者は「単発のオファーは基本的に受けないと聞いている。年間契約や一定期間の契約オファーを軸に動いている」と証言する。契約が長期になれば、出演料の上積みは確実だ。
本業のスケートでも特需効果が出ている。アイスショーの平均的な相場は1公演あたり20万~30万円ほどだが、その5倍から10倍程度跳ね上がる見込み。フィギュア関係者は「スター街道まっしぐらですね」と目を丸くした。
その2人はペアの普及に意欲を示しており、露出の増加によるメリットは大きい。かねて木原は「ペア大国になるために、ペアをやりたいと思ってもらえるように(魅力を)広めていきたい」と語っている。苦難の末につかみ取った〝五輪ドリーム〟は、これからペアを志す選手たちにとっても大きな希望となるに違いない。












