高市早苗首相と全閣僚は27日、衆院予算委員会に出席。衆院選の投開票日の前日(2月7日)にXなどでトレンド入りしたハッシュタグ「#ママ戦争止めてくるわ」について言及した。

 このハッシュタグはエッセイストの清繭子(きよしまゆこ)氏の投稿がきっかけ。賛否両論を巻き起こしながらトレンドワードとなってX上などで拡散され広がった。

 中道改革連合の長妻昭衆院議員は同予算委員会で、高市内閣の防衛力強化に不安を感じる国民がいるとして首相の見解を問うた。

 高市首相は「ご指摘のハッシュタグなんですけども、絶対に戦争を起こしてはいけない。大切な子どもさんを戦争に巻き込んではならない。こうした思いは、私も強く持っております」と語った。

 審議中の安全保障政策に関する防衛費の本予算は9兆円。これに長妻氏は「総理大臣は言うまでもなく自衛隊の最高指揮監督権を有するということです。事実上の自衛隊に対して攻撃命令を出せる。そういう重要なお立場で、総理に基本的な考え方をおうかがいするんですが、これまでのやり方をみていると、国民や国会に説明せずにどんどん進んでいる」と追及した。

 これに対して高市首相は「防衛力の抜本的強化をこれまで以上のスピード感で進めるということで我が国の抑止力を高めて、相手に攻撃を思いとどまらせて、事態発生そのものの可能性を低下させていくという考えに基づきます」と強調した。