チームみらいの高山聡史幹事長は24日に行われた衆議院本会議で、高市早苗首相に対し代表質問を行った。

 先の衆院選で11議席を獲得した同党は、参院も含めて初めての代表質問で、質問時間20分が割り当てられた。

 高山氏は「まずは〝チームみらい〟の考え方についてお話しします。右でも左でもなく、未来を向いた政党です。少子高齢化や人口減少といった日本社会が直面する課題を受け止めた上で、未来のためにいまできることをいますぐ実現していきます」とアピール。本会議場からは「そうだ!」と大きな掛け声が上がった。

 人工知能(AI)の進展による失業と対策について質問した。

「近年のAIの進化のスピードは目覚ましく、AIによる失業、いわゆる〝AI失業〟は、世間の予想よりもはるかに早く到来する可能性があります。米国では、すでにソフトエンジニアの仕事がAIに代替され始め、主要なAI企業でもレイオフが始まっています。日本国内ではまだ顕在化していないものの今後、大規模な労働市場の変化が発生する可能性があります。このようにAI失業など労働市場に大きな変化が起こる可能性について総理のお考えをお聞かせください」

 これに高市首相は「非常に興味深いご指摘です」と答え、「AIは日本成長戦略における戦略分野と位置づけており、昨年末には〝AI法〟に基づくAI基本計画を策定しAIの進展が雇用に与える影響や分析なども含め、AIの研究開発施策を総合的かつ計画的に推進することとしています」とした。

 その上で「現時点については日本の雇用に対し、AIの進展による大きな影響は生じていませんが、今後の労働市場の変化を注視しつつ継続的に必要な調査や分析を行っていくこととともに、日本成長戦略本部における人材育成や労働市場改革に関する議論も踏まえ、必要な対策を進めてまいります」と答弁した。