トランプ大統領のフロリダ州の私邸マール・ア・ラーゴにショットガンとガソリン缶を持って侵入しようとし、法執行機関によって射殺された男は、母親から母親から行方不明届が出されていたアーティストだった。米紙ニューヨーク・ポストが22日、報じた。
ノースカロライナ州キャメロン在住のオースティン・タッカー・マーティン容疑者(21)は22日午前1時30分ごろ、マール・ア・ラーゴの門内に車で突入。内側警備区域に侵入した際、ショットガンとガソリン缶を手放さなかったために法執行機関によって射殺された。
マーティン容疑者については、家族が21日、カーセッジ警察に行方不明届を出していた。
事件当時、トランプ氏はマール・ア・ラーゴにはおらず、ホワイトハウスに滞在していた。
パームビーチ郡のリック・ブラッドショー保安官は22日の記者会見で、「ゴルフ場を描くアーティストだった容疑者は、所持していた2つの物品を地面に置くよう命じられた。その時、彼はガソリン缶を置いたが、ショットガンを射撃姿勢に構えた。その瞬間、法執行機関が脅威を無力化した」と説明した。
マーティン容疑者のインスタグラムには、ゴルフコースの風景を描くことに没頭していた様子が投稿されている。水彩画や白黒スケッチが多数投稿されており、その多くはマーティン容疑者の自宅周辺にあるゴルフコースを描いたものとみられる。投稿には簡素な電子音楽が添えられているが、SNS上での反応はほとんどなかった。
今回の事件は、2024年の大統領選挙期間中にフロリダ州でトランプ氏がゴルフをしていた際、ライアン・ラウス被告が暗殺を試みたウェストパームビーチのクラブから数マイルの場所で起きた。ラウス被告は、2月4日に終身刑を言い渡された。
また2024年には、ペンシルベニア州バトラーでの選挙集会中、銃撃犯トーマス・クルックス容疑者が8発を発砲し、トランプ氏の耳をかすめ、参加者1人を死亡させる事件もあった。クルックス容疑者はシークレットサービスのカウンタースナイパーにより射殺された。












