ミラノ・コルティナ五輪のスピードスケートの全日程が20日(日本時間21日)終了し、湯田淳強化部長が報道陣の取材に応じた。

 今大会は「複数の金メダルを含む5個」を目標数に設定したが、銅メダル3個に終わった。エース・高木美帆が500&1000メートル、高木らが出場した女子団体追い抜きの3種目で表彰台に食い込むも、悔しい結果に終わった。湯田強化部長は「この目標を達成する力があるかということを再度、年末に確認をして、しっかりとこの目標を達成するべく臨んできた。結果的にはメダルが3個、しかも銅メダルなので、金は含めなかった。有望な種目で達成度が100%に近ければ、メダル5個は届く可能性があると思って臨んだ」と振り返った。

 前回の北京五輪は金メダル1、銀メダル3、銅メダル1の計5個だった。前々回の平昌五輪は「オランダ流のトレーニング、フィジカル重視、あとはメンタリティーをしっかりと詰めていって、日本が不得意な部分を補いながら力をつけてきた」と明かすが、北京五輪後からは頭打ちになっていたという。

 各国は「バイオメカニクスの部分が相当浸透していて、徹底してやっている。しかも日本のいいとこを盗んでいっている」と分析。「日本の良さ、日本らしさというのを、僕は北京五輪が終わった後に現場に問いかけたけど、日本らしさがなかなか実現できていない」と吐露した。

 今大会の経験を4年後に生かすことはできるか。