ミラノ・コルティナ五輪スノーボード男子ハーフパイプに出場した平野歩夢(TOKIOインカラミ)の「生きるか死ぬか」が改めてクローズアップされている。

 平野は五輪前のW杯で着地に失敗して負傷。顔面から流血した上で股関節や鼻骨など複数箇所の骨折や打撲と診断されてた。プレーできるような状態ではなかったものの五輪に強行出場。無事に完走し、7位入賞を果たした。レース後に「無事に生きて帰れてこれてよかったなって」「生きるか死ぬかの戦いみたいな気持ちで滑りました」と壮絶な覚悟をうかがわせた。

 くしくもアルペンスキー女子滑降で左足脛骨の複雑骨折を負ったリンゼイ・ボン(米国)は五輪前に左ヒザの前十字靱帯を断裂しながらも強行出場し、開始13秒で負傷。5度の手術が必要な状態で切断の危機にも直面しているという状況にSNS上やネット上では「平野さんの強行出場は美談になっているけど、一歩間違ったらと考えるとゾっとする」「ボンの記事を見て平野が『生きて帰れて良かった』といったの大げさではなかったな」という声が出ていた。

 さらに「ボンのことを見ていると平野の言葉は重いな」「平野は再びケガすることなく終えたけど、ボンみたいになったかもしれない」「しかし平野の判断は正しかったんだろうか。誰かが止めるべきだったのでは」「自分の判断で出たんだろうけど、命も危険もあるんだから」との意見も書き込まれるなど、賛否両論が出ていた。