ミラノ・コルティナ五輪のフィギュアスケート女子ショートプログラム(SP、17日=日本時間18日、ミラノ・アイススケートアリーナ)で、ロシアから国籍変更したソフィア・サモデルキナ(カザフスタン)に対してノルウェーメディアが〝直撃〟したことが波紋を呼んでいる。
ウクライナ侵攻によりロシアが国際大会を出場禁止になったことを受けて、サモデルキナは国籍を変更して2024年からカザフスタン代表として大会に出場。今季のグランプリ(GP)シリーズ第4戦NHK杯では2位に入るなど実力者として知られる。
この日のSPは12位だったが、終了後に物議を醸す出来事が起きた。ロシアメディア「スポーツ24」が「演技後、ノルウェー人ジャーナリストがサモデルキナを挑発しようとした」として報じた。
同メディアによると「ノルウェーのテレビ局です」としてリポーターがサモデルキナを直撃。「カザフスタン代表として出場することにした理由を教えてもらえますか?」と質問した。
するとサモデルキナは「私は(国籍変更を)決めた…。この質問に答えなければならないの? この話題はとっくに終わっているので、この質問にはあまり答えたくない」と理由については回答を〝拒否〟「私はカザフスタン代表としての出場が2シーズン目になる。この国は私の国だと思っている。これまでこのオリンピックに出場する機会を与えてくれた国。本当に感謝しています」とカザフスタンの代表であることを強調した。
ノルウェーのリポーターはさらに質問をたたみかけ「しかし、これはスポーツ上の理由なのか、それとも政治的な理由なのか?」とズバリ質問。サモデルキナは「その質問には答えたくない。これだけではなく、他にも落とし穴はたくさんあるし。いつか明らかになるかもしれない」と動揺した様子で意味深な言葉を残した。
ロシア政府は国籍変更して他国の代表として五輪に出場した選手に対して、制裁をほのめかしている。サモデルキナにも危険が及ぶ懸念もあるだけに今後が危惧される。












