ミラノ・コルティナ五輪直前、ノルディックスキー・ジャンプで突如勃発した〝局部増大注射騒動〟を巡って、現役医師が選手の施術を行ったと告白した。

 イタリア人医師のアレッサンドロ・リッタラ氏は米紙「USAトゥデー」のメール取材に「私は実際にジャンプ競技の選手を、多量のヒアルロン酸を使用して治療した。もちろん名前や国籍は明かせない。彼がミラノ五輪に出場しているかどうかも同様に答えられない」と回答した。

 局部を大きくすることで、競技上有利なスーツを製作できると欧州の複数メディアが報じている。しかし、当該選手は更衣室で恥ずかしい思いをしないことを目的としていたと話していたというが、同医師は「彼が真実を話したかどうかはわからない」と語る。

 当該選手が今大会に出場していたか気になるところ。仮にいたとしても、振るわない結果であれば、効果はないことになる。国際スキー連盟(FIS)は、同紙の取材に対し「競技優位性を得るためにヒアルロン酸注射を利用した選手がいるという兆候はおろか、証拠も一切存在しない」と当該選手の存在を否定した。