ニューヨークの〝食い逃げ(ダイン・アンド・ダッシュ)ディーバ〟がライカーズ島の停電のため精神鑑定を受けられず、審理が進まなくなっている。米紙ニューヨーク・ポストが4日、報じた。
インフルエンサー志望のペイ・チャン被告(34)は、昨年10月から11月にかけて、全身ブランド品で着飾り、ニューヨークのミシュラン星レストラン十数軒で大量の食事を注文しては、「インフルエンサーとして店を紹介するのでタダにして」と、無銭飲食を繰り返した。
逮捕されても軽微な犯罪だとしてすぐに釈放されることを繰り返していたが、11月下旬、「サービス窃盗(代金未払い)」の罪で起訴され、ライカーズ島の拘置所に送られた。チャン被告は4500ドルの保釈金を払えず、現在も拘置されたままだ。
12月にブルックリン刑事裁判所で審理が行われたが、チャン被告が審理中にオービル・レイノルズ判事の発言を何度もさえぎり、レイノルズ氏が「私が話している時は、あなたは話すな!分かったか!」と叱責する事態に発展。精神鑑定の実施が要請された。
この4日の審理では、チャン被告は出廷せず、まだ精神鑑定が実施されていないことが発覚。チャン被告の弁護士ヘンリー・デシャルス氏は「先週、ライカーズ島で予定されていた鑑定の日に停電があったんです。停電のせいで延期せざるを得なくなりました」と説明した。
また、デシャルス氏は「台湾にいるチャン被告の家族に連絡を取り、保釈金の支払いを依頼していますが、進展はありません」と話した。
ジェイコブ・ゼルマノヴィッツ裁判官は、精神鑑定が行われるまで、チャン被告をそのまま拘置所にとどめる判断を下した。
チャン被告の次回審理は、3月5日に予定されている。











