ボクシングの世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥(32=大橋)が近い将来のフェザー級転向を視野に入れるなか、モンスターのライバル候補がベルト獲得に成功した。

 WBC世界フェザー級暫定王者ブルース・キャリントン(米国)が1日、米ニューヨークで行われた同級2位カルロス・カストロ(米国)との正規王座決定戦で9ラウンド(R)KO勝ちを収めた。かねてキャリントンは井上との対戦を熱望。モンスターとの試合が実現すれば「俺が倒す」と豪語している。

井上打倒に名乗りを上げたブルース・キャリントン(ロイター)
井上打倒に名乗りを上げたブルース・キャリントン(ロイター)

 元OPBF東洋太平洋バンタム級王者でトレーナーの椎野大輝氏が自身のYouTube「GACHIBOX CHANNEL」でキャリントンの試合について言及。「今回は相手(カストロ)の強さも出ていて、危ない場面もあった。最後はKO勝ちしたけど、試合を見たら僕的には『まだ井上選手の方が強いな』と感じた。スピード、パンチ力、攻撃力とか。全体的に見て井上選手が勝つだろうなと見えました」と分析した。

 その上で「井上選手がフェザーに上がった時に(キャリントンは)ライバルになり得るかという感じで見ていたんですけど。もちろん強い選手なんですけど、僕は井上選手の方が強く見えましたね。フェザーに上げたらやってほしいですけど、もっともっと高い壁になるかなと思ってはいたので。これで、井上選手のフェザー級制覇も見えたなと。そこは今後に期待ですね」と指摘した。