2月8日投開票の衆院選で目下話題となっているのが、与党第一党党首と野党第一党党首の世界平和統一家庭連合(旧統一教会)問題だ。週刊文春最新号は「高市事務所裏帳簿を入手! 統一教会&逮捕社長のパー券購入を隠蔽していた」と高市早苗首相について報道。一方で中道改革連合の野田佳彦共同代表にも旧統一教会との接点が報じられている。

 28日配信の文春オンライン記事によると、高市氏が2019年に開いた政治資金パーティーのパーティー券を旧統一教会の友好団体が購入していたという。

 一方、野田氏の件はインターネット番組「デイリーWiLL」が25日に緊急スクープとして報道。デイリーWiLLは1枚の写真を入手。2001年のもので、野田氏と旧統一教会の関係者が料亭で会合をしているというものだった。

 野田氏は26日にこの写真について「まったく覚えていない。よく調べたい」とコメント。毎日新聞によると、翌27日には写真に写っているのは自身だとした上で「どういう人たちが集まっていたのかは事務所で調べたが分からない」と話していた。

 年明け以降、旧統一教会の幹部が韓鶴子総裁に宛てた「TM特別報告」という文書が話題となっており、再び自民党と旧統一教会の関係にスポットライトが当たっていたところだった。そこに「野田代表、お前もか」となれば、追及の手が緩み問題がウヤムヤになっていきかねない。

 2ちゃんねる創設者で実業家の〝ひろゆき〟こと西村博之氏は28日、Ⅹに「中道改革連合の野田共同代表と自民党の高市総裁は統一教会まみれ。『高市首相か野田首相か…』じゃなくて、どっちもダメで別の世代に交代したほうがいいんじゃない?」とどちらにもノーを突き付けた。あきれる人が増えているのだ。

 旧統一教会問題はどうなっていくのか。TM特別報告を調べるジャーナリストは「文書には多くの政治家の名前が出てくるが、教会との関係には濃淡がある。例えばある自民党の世襲議員の名前が何度か出てくるが、あくまで教会側が関心を持っているという記述にとどまり、本人とは接点がないとも書いている。また、自民党の若手議員の名前もあったが、集会にちょっと出ただけというのはそこまで問題視されることではないかもしれない」と明かした。

 接点がどんなものかという精査が必要だ。