卓球の全日本選手権シングルスで10代選手が優勝したことを、中国メディアが警戒した。

 女子決勝は、3年連続で同じカードとなり、張本美和(17=木下グループ)が4連覇を目指した早田ひな(日本生命)を4―3で下し初優勝。また、男子は松島輝空(18=木下グループ)が篠塚大登(愛知工大)に4―0で勝ち、2連覇を達成した。

 この結果について卓球強国の中国メディア「澎湃新聞」は「中国卓球界は要注意だ!」と報道。

「17歳の張本美和と18歳の松島輝空は同時に頂点に立ち、これは日本卓球の新時代の到来を意味するだけでなく、両者が2028年ロサンゼルス五輪で中国の主要なライバルとなったことを意味している」と指摘。

 2024年アジア選手権女子団体決勝で、張本が王芸迪と孫穎莎を連続で破ったことを例に挙げ「張本はそれ以上の突破は果たしてはいないが、中国代表が勝つのも容易ではない。張本の勢いをどう抑えるかは、女子代表にとって緊急の課題となっている」と強調した。

 また松島についても「中国の絶対的な主力と対決した実績はあまりないが、日本の新たな王者として、今後数年で中国選手が注目すべき新たな脅威となることは間違いない」と警戒した。

 その上で「この日本の2人がロサンゼルス五輪に向けた期間で激しさとプレッシャーをもたらすだろう。中国の若者たちも成長を加速させる必要がある」と訴えた。

 10代の勢いに注目が集まっている。