政治ジャーナリストの青山和弘氏が20日、「上泉雄一のええなぁ」(大阪・MBSラジオ)に生出演し、衆院解散を宣言した高市早苗首相について言及した。
高市首相は19日に会見し、23日召集の通常国会冒頭で衆院を解散する方針を発表した。27日公示、2月8日投開票で、解散から投開票まで戦後最短となる16日しかない前代未聞の選挙戦だ。
総裁選で後押しした麻生太郎副総裁や鈴木俊一幹事長にも事後報告での不意打ち解散となった理由について青山氏は「(自民党がやった)情勢調査が出てきたことだと思います。これで260議席っていう、今196ですから、260取れれば、そりゃ(解散総選挙を)やった方がいいって思ったのが一つ」と指摘。
さらに「あともう一つ、政治の安定として考えていた『連立の拡大』。維新の会は連立につなぎ止めつつ、国民民主党にも広げて、衆参共に過半数超えるという構想がうまくいくと思っていたけど、意外と国民民主党が乗り気じゃなかった。そんな中で、通常国会に不安があるなとドンドン頭をもたげてきたんじゃないか」と推察した。
さらに高市首相は党員人気に支えられているが、地盤が弱いとし「まだ国民の信任を得てないというのは、やはり政治家・総理大臣としては立場が弱いわけです。国際的にもそうですしね。あと野党に対するニラミも効かない。そんな中で選挙に勝てば、世界が変わるくらいの感覚を持っている。いつでも解散してもいいというわけではないので、タイミングを計ってたんだと思いますが、今回は無理な判断になったな」と指摘した。
最後に「間違いなく260という情勢調査から減ることは確実と言っていい。自民党関係者に聞くと『0.1ポイントしか勝ってないけど勝ち』っていうところも入れて260なんですよ。ギリギリのところが今回『中道改革連合』に取られると、あっという間に230とかに減る可能性があるんです。一方で高市さんの支持率の高さってのは底堅いものがあるし、無党派が入れる可能性がある」と解説した。












