【病院通いになる前に健康寿命を伸ばす! プレメディカルケア】

 スポーツトレーナー・永井正彦氏が実際の相談事例をもとに解説する健康アドバイス企画。今回はなかなか人には言いづらいお悩みです。

【お悩み】おならだと思ったら便漏れしました。以来、おなら恐怖症です。対策は?(50代男性)

【アドバイス】お尻の穴トレーニングと腸のケアで漏れ防止!

【解説】お尻の筋肉は50歳前後から衰え始めます。通勤中に便が漏れて自己嫌悪になったというこの男性にも、明らかに筋肉の衰えがありました。

 特にお尻の底にある骨盤底筋群が衰えてくると、くしゃみで尿が漏れたり、失禁の恐れもあります。

 相談に来られた男性には、立った状態でお尻の穴を10秒間、息を吐きながらぎゅーっと閉めてから緩めるトレーニングを勧めました。1日3回程度行うと骨盤底筋が鍛えられるので、尿漏れ、便漏れ予防につながります。 

 お尻の穴トレーニングを横になって行う場合は、ひざを立ててお尻を浮かせた状態でぎゅーっと閉めてみてください。立った状態ならどこででもできるので、通勤電車内や信号待ちの時に気軽にやってみてください。

 同時にケアしてほしいことは腸の状態を整えることです。臭くないおならは食事の時に一緒に飲み込んだ空気ですが、臭いおならは消化不良が考えられます。腸自体の温度が低いとガスが出やすくなり、特に50代以降は内臓脂肪がついて腸自体の温度が低くなっている傾向があります。

 対策としては腹巻きをしたり、おなかにカイロを当てるなどして内臓自体の温度を上げること。そして、しっかりかんで消化しやすくすることです。

 お尻の穴トレーニングと腸のケアで、安心しておならができるようになるでしょう。