大相撲初場所2日目(12日、東京・両国国技館)、新大関の安青錦(21=安治川)が幕内義ノ富士(24=伊勢ヶ浜)を退けて初日から連勝した。

 安青錦は相手に攻め込まれながらも、土俵際の首投げで逆転。行司軍配は安青錦に上がったが、両力士がもつれるきわどい勝負で物言いがついた。審判団による協議の結果、義ノ富士の体がなく軍配通りに大関の勝利となった。

 その一方で、審判団の協議中には、観客席からは手拍子が起こり「もう一番!」(取り直し)のコールも発生。これまでにも大相撲観戦における観客のマナー違反が問題視されてきたが、今回も一部ファンの行動が物議を醸している。

 元NHKアナウンサーで大相撲中継のエースとして活躍した藤井康生氏は、自身のYouTubeチャンネル「藤井康生のうっちゃり大相撲」で2日目の取組に合わせてライブ配信。この日に起きた観客の手拍子やコールについて言及した。

 かねてファンのマナー改善を訴えてきた藤井氏は「手拍子が、やっぱりあったんですね。やめてほしいですよね」と苦言。「もう一丁、もう一丁…これ、大相撲に似合わない。大相撲、相撲場の雰囲気じゃないんですよね。いいんですよ、それぞれのお客さんのやり方だから。でも、昔からの相撲好きの人からすると〝手拍子いらないよ〟と思っている人も、たくさんいらっしゃると思うんですよね」と改めて力説した。