大相撲初場所2日目(12日、東京・両国国技館)、新大関安青錦(21=安治川)が幕内義ノ富士(24=伊勢ヶ浜)を下して2連勝。幸先の良いスタートを切った。

 過去2戦2敗の相手に土俵際まで攻め込まれ、とっさの首投げで逆転。行司軍配は安青錦も、物言いがつくきわどい勝負となった。VTRでは安青錦の左手が先についているように見えたが、審判団による協議で義ノ富士の体がないと判断されて軍配通り。辛くも白星を拾った。

 粂川審判長(元小結琴稲妻)は「微妙だったからビデオ室を参考にして、安青錦が有利ということだった。義ノ富士は体が完全に裏返っている。横(向き)だったら違っていた」と説明した。

 安青錦は「(首投げは)押し込まれたので〝これしかない〟と。体が勝手に反応した。(物言いは)感覚的に五分に近い感じだったのでもう一丁かなと思った」と辛勝した一番を振り返り「結果として勝てて良かった」と安堵の表情を浮かべていた。