フリーアナウンサーの川田裕美が9日、ABCテレビ「news おかえり」に出演。日本維新の会の地方議員4人が一般社団法人「栄響連盟」の理事に就任することで国民健康保険料の支払いから逃げていた問題についてコメントした。

 今回の「国保逃れ」は昨年12月、大阪府議会で自民党が指摘したことで表面化。これを受け、維新が約800人にアンケートを行った結果、兵庫県議2人と神戸市議、尼崎市議各1人が栄響連盟の理事についていたと判明した。

 保険料は収入に応じて決まるが、維新によると、4人は一般社団法人の理事に就任することで、議員報酬よりも著しく低額な役員報酬を基準とした社会保険料しか支払っていなかった。維新の中司宏幹事長は「国保逃れの脱法的行為と捉えられるものだ」と認定し、処分を検討するとしている。

 川田は「みんな本当にちゃんと働いて国民健康保険だったり社会保険だったりをしっかり払って、いずれ自分がお世話になるかもしれないからというのでやっているのに、こんな抜け穴を探して」とぶ然。「さらに抜け穴を見つけたときに『これはおかしいから変えなきゃ』と声をあげてほしい人たちなのに、それを信じてみんな投票に行っているのに、みんなが裏切られた気分になります」と怒りをにじませた。

 中司幹事長は「維新が組織的に関与した事実はない」と話しているが、川田は「本当にこの人たちだけなのかなっていう、そこも思ってきちゃいますよね」と疑いの目を向けていた。