第102回東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝)で3年連続9度目の総合優勝を飾った青学大のエース兼主将・黒田朝日(4年)の目には涙が光っていた。
2日の往路では山上りの5区で区間新記録を樹立。5位からの逆転劇で往路優勝に導くと、3日の復路はチームメートがリードを広げてトップでフィニッシュ。原晋監督は優勝回数にちなんで「9回」胴上げされ、黒田も「3回」宙に舞った。
総合優勝の瞬間を見守った原監督の妻で寮母の美穂さんは、黒田について「目に涙を浮かべていて、ちょっとぐっとくるものがあった」と振り返った上で「みんなあれだけ強い選手の背中を追って頑張った。多分全員が尊敬している感じの主将だった」と褒めたたえた。
黒田は玉野光南高(岡山)の出身。決して強豪校とは言えないが、学生を代表するランナーに成長した。美穂さんは「まずは練習も多分距離を踏むのも大変だったと思うけど、とにかく故障しない、とにかくずっと走り続けるところで強くなったと思う。多分監督もみんな想定外の成長は成し遂げてくれたと思っている」と口にした。
1年間チームをけん引した黒田は「チームのみんなにありがとうと言いたい」と感謝。黒田の進化ぶりには美穂さんも目を丸くしていた。












