第102回東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝)で、早大の鈴木琉胤(るい、1年)が鮮烈な箱根路デビューを果たした。

 補欠登録だった当日変更で4区に投入されると、トップの中大と1分48秒差の4位でタスキを受け取る。序盤から軽やかな走りを見せ、2位で5区の工藤慎作(3年)につなげた。区間新記録まであと1秒届かなかったが、1時間0分1秒で区間賞の大健闘を見せた。

 鈴木は「まずは今大会のために尽力してくださった方に恩返しの走りができた。走れないメンバーもいる中で、託された区間で区間賞というのは、チームを勢いづけられたし、お礼という形を走りで表せた。とても楽しく笑顔で走ることができた」と振り返った。

 その鈴木を、かねて花田勝彦監督(54)は「(鈴木は)スーパースター。私の時に渡辺康幸くんがいたが、それに匹敵する、もしくはそれ以上の力を持った選手。佐々木(哲)もいるし、非常に素晴らしい選手に来てもらえた」と逸材ぶりを認めていた。復路でもこの勢いで15年ぶりの総合優勝を目指す。