周囲の期待に応えてみせた。2026年ミラノ・コルティナ五輪代表選考会を兼ねた全日本選手権2日目(27日、長野・エムウェーブ)、女子1000メートルが行われ、吉田雪乃(寿広)は1分14秒66で2位。日本連盟の派遣標準記録の最高位「SS」を上回り、500メートルに続いて五輪代表を確実にした。
22年北京五輪で同種目金メダルの高木美帆(TOKIOインカラミ)と接戦を繰り広げた。0秒13差で敗れたが、潜在能力の高さを再び示した。レース後は左脚をつるなど、全力を出し切った吉田は「(高木から)いいリズムをもらって600メートルまでを通過できたので、全体的にタイムが上がった。(最後は)転びそうだったので『早くゴール来てくれ』と。勝つ勝たないよりも、なんかそこだった」と笑いを誘った。
両親や所属先の関係者はすでに500メートルだけでなく、1000メートルの五輪観戦チケットも購入済みだったという。「今回のレースで、1000メートルも戦っていかなきゃいけないと改めて思った。家族もチケット取っているので、変な滑りはできない。ホテルも予約しているし、航空券もキャンセルできないので、どうしようって感じだった」と安堵の表情を浮かべた。
今後は五輪代表を確実にした2種目とも力を入れて練習に励んでいく方針。「1000メートルが速くなれば、多分500メートルもタイムが伸びてくる」と高みを見据えて努力を続けていく。













