レスリング女子50キロ級で五輪2大会連続メダルの須崎優衣(26=キッツ)が、復活優勝を果たした。
全日本選手権(東京スポーツ新聞格技振興財団協賛)最終日(21日、東京・駒沢体育館)、須崎は50キロ級決勝で今年のU23世界選手権覇者の森川晴凪(至学館大)と対戦し、3―0で勝利した。
試合後は「もっと(準決勝までの)昨日みたいにリラックスして、自分のやってきたことを出し切れたらよかったが、この決勝戦は今の課題が出た試合だった」と振り返った。今大会は「2028年ロス五輪に向けての再スタート」と位置付けて臨んだ須崎は「3年ぶりの天皇杯で、絶対に優勝したかった。ロス五輪に向けて、ここで絶対に勝たなきゃいけないという思いがあった」と胸中を明かした。
連覇に挑んだ昨年のパリ五輪では、まさかの初戦敗退。3位決定戦で銅メダルを獲得したが、涙を流して悔しがった。9月に実戦復帰するまで、約1年以上の活動休止を経て、再び頂点に立った。「(1年半)本当にいろいろなことがあって、経験したことがないくらい苦しいこともあった。それを全て乗り越えて、久しぶりに優勝できて素直にうれしい気持ちでいっぱい」と笑顔を見せた。
今後については「今回の優勝で、来年の世界選手権、アジア大会に王手をかけられた。次の明治杯でしっかり優勝して、確実に一発で世界選手権とアジア大会を決めたい」。五輪での王座奪還へ、挑戦は続く。













