スペイン1部バルセロナの会長選挙に立候補を表明したマルク・シリル氏が2021年に退団したアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ(38=インテル・マイアミ)の復帰を公約に掲げた。

 海外メディア「WORLD SOCCER TALK」によると、シリル氏は「バルセロナを離れた今でもメッシは世界で最も高く評価されているアスリートです」とした上で、負債総額約12億ユーロ(約2184億円)とされる深刻な財政難に陥っているクラブの再建に向けて「メッシの復帰は2億ユーロ(約364億円)の収益をもたらすだろう。この契約によってもたらされる収益増加は間違いない。メッシとの合意はバルセロナにとって欠かせない」と指摘したという。

 シリル氏は具体的な収入とマーケティング、メディア露出にも言及。その上で「メッシは故郷に戻りたいと望んでいる。だから実現させ、バルセロナにとっても明らかに利益となるプランを実行に移そう」と訴えた。また会長候補のビクトル・フォント氏もメッシのバルセロナ帰還について語っており、会長選挙の争点となりそうだ。

 そんな中、同メディアは「現職のジョアン・ラポルタ会長の姿勢は対照的だ。メッシが再びクラブの10番を背負う未来について希望を与えることを避けてきた」と報じている中、インテル・マイアミはメッシと3年の契約延長が決まったと発表しており、バルセロナ復帰の実現は難しい見通しと伝えていた。