恒星間天体「3I/ATLAS」(以下アトラス)が12月19日頃に地球に最接近する。最接近と言っても、約2億7000万キロメートルも距離があり、〝安全圏〟といえよう。それでも、ハーバード大学の理論物理学者で宇宙学者のアヴィ・ローブ教授は、アトラスが恒星間天体ではなく、「異星人の宇宙船」である可能性を想定し、地球が攻撃される心配をしている。

 そんな中、スプーン曲げで有名な自称超能力者ユリ・ゲラー氏は「核戦争から私たちを救ってくれる宇宙的なヒッピーだ」と話している。英紙デーリー・スターが先日、報じた。

 今年7月に発見されて以来、アトラスは専門家たちを困惑させてきたが、NASAは「彗星」と断定している。しかし、ローブ氏は異星人の探査機もしくは宇宙船の可能性を排除せず、ゲラー氏も「地球を観測している宇宙人の宇宙船だ」と断言している。

 ゲラー氏は「彼らは平和のためにやって来る。人類は皆が核爆弾を作っているため、自滅の瀬戸際にある。この人為的な災害から私たちを救えるのは地球外生命体だけだ。もし彼らが地球に着陸したとしても、映画『インデペンデンス・デイ』のような展開にはならない。彼らが憎しみの使命を帯びて来ているとは思わない。彼らは平和を広めるために来ており、到来すれば人類にとって良い体験になるだろう」と話す。

 アトラスは、12月19日に地球に最接近する。ゲラー氏は「通過する際に、彼らは何かを与えてくれる可能性が高い。その力をどう使うのか、すぐには分からないかもしれないが、やがて理解するだろう」と語る。

 ゲラー氏は以前から、NASAのゴダード宇宙飛行センターの地下深くで、大きな頭を持ち、人間に似た小柄で細身の「宇宙人の死体」を見せられたと主張している。その宇宙人は、アトラスに乗っている宇宙人と関係があるとみている。

 ゲラー氏は「銀河連邦は実在する。アトラスに乗っている存在も、その一部だと信じたい。私たちはまだ理解していないが、この地球には理解している世界の指導者たちがいると思う。正しい人々は知っている」と指摘している。

 アトラスは7月1日にチリのコキンボ州で観測を行っていた小惑星地球衝突最終警報システム(ATLAS)によって発見された。恒星間天体(インターステラー・オブジェクト)としては、2017年の「オウムアムア(1I/Oumuamua)」、2019年の「ボリソフ(2I/Borisov)」に続いて観測史上3例目のため、3I/ATLASと名付けられた。