卓球混合団体W杯(中国・成都)で起きた男子日本代表のエース・張本智和(トヨタ自動車)へのアナウンスが大きな波紋を呼んでいる。

 事の発端はセカンドステージ第4戦。韓国との試合前に各選手が紹介されるが、張本智の番に妹の張本美和(木下グループ)の名前がコールされた。すると再び「ミワ・ハリモト」とのコールが。その後「トモカズ・ハリモト」とコールされると、張本智は無表情のまま入場した。

 今大会は日中関係の悪化に伴い、日本は大アウェーの中での試合を余儀なくされた。さらに運営側のミスも重なり、日中の卓球ファンが多く反応。激しい議論が交わされているが、中国メディア「捜狐」は「成都ではいろいろなことが起こった。でも中国選手に非はなかった」との見出しを立てた上で「張本智和は中国人記者の質問に対し、中国語を一切話さず、全て日本語で答えた。これが成都のファンの不満をさらにあおる結果となった」と報じた。

 日中関係は悪化の一途をたどっているが、卓球界にも影響が及んでいるようだ。