ボクシングのWBC世界ライト級暫定王座決定戦(6日=日本時間7日、米テキサス州)、同フェザー級王者スティーブン・フルトン(米国)が同スーパーフェザー級王者オシャキー・フォスター(米国)に判定0―3で完敗を喫した。

 この試合は当初、フォスターが王座を保持するスーパーフェザー級タイトルマッチとして行われる予定だったが、前日計量でフルトンがまさかの体重超過。急きょ、ライト級暫定王座決定戦として実施されて物議を醸した。

 OPBF東洋太平洋スーパーバンタム級7位・中川麦茶(ミツキ)は自身のYouTubeチャンネルで、この問題について言及。「WBCに相当気に入られてるね、フルトン」と皮肉をチクリ。「ただ、何でもありじゃないからね。むちゃくちゃして、その団体の信用や品格を落とすことになる。結局(タイトルの)承認料が欲しいから、目先のカネに走っているというか。この試合をしてライト級暫定王座についたチャンピオンって何の価値もない。最終的に損をするのはWBCなんじゃないかな」とクギを刺した。

 さらに「昔はWBCとWBAしか日本は認められてなかったけど。最近はWBAだってよく分からない暫定王者とか、スーパー王者に無理やり格上げしてもう一回正規王者つくったりとか。そういうことをやってるからWBAも正直、むちゃくちゃだと思うし。WBCとWBAは迷走しているというか、目先のカネに走りすぎ。ファンもしらけるし、真剣にやっているボクサーも、もっとしらけるし」と疑問を投げかけた。

 その上で「俺がライト級のランク上位の選手だったら怒ると思うしね。急に割り込んできて暫定王者つくられて。そいつがスーパーフェザーで軽量オーバーしたというのが理由で。ライト級で暫定王者つくりますなんか言ったら、黙ってないでしょ、ライト級のランカーも。こんなことが現実、起こってるんで。ボクシング業界というのは、きれいでいてもらいたいな。カネに目がくらみすぎ」と訴えた。

 一方で「IBFの方が全然まともだと思うわ。ちゃんと挑戦者決定戦やってるし、指名挑戦者としか防衛してないでしょ。選択試合がないから。WBOも、ある程度しっかりしてると思う」とも付け加えた。