ボクシングのWBC世界ライト級暫定王座決定戦(6日=日本時間7日、米テキサス州)、同フェザー級王者スティーブン・フルトン(米国)が同スーパーフェザー級王者オシャキー・フォスター(米国)に判定0―3で完敗を喫した。

 この試合は当初、フォスターが王座を保持するスーパーフェザー級タイトルマッチとして行われる予定だったが、前日計量でフルトンがまさかの体重超過。急きょ、ライト級暫定王座決定戦として実施されることになった。

 この結果を受けて、米専門メディア「ボクシング・シーン」は「正義は果たされた――フォスターがフルトンを12ラウンドにわたって圧倒」と題する記事を掲載。「フォスターはフルトンのプロ意識に欠ける体重超過により生じた混乱を振り切り、一方的な判定勝利で自身最高の瞬間を刻んだ」と勝者をたたえた。

 一方で、同記事ではフルトンの失態と試合実施に至るまでの経緯を批判。「この試合の展開は、開始ゴングのわずか40時間前に劇的に変化した。フォスターは当初、WBCスーパーフェザー級王者としての2度目の防衛戦を計画していた。しかし、フルトンが2ポンドの体重超過を犯したことで計画は台無しになった。TGBプロモーションズがWBCに緊急連絡した結果、ライト級暫定王座が懸けられることとなった」「追い打ちをかけるように、フォスターは金曜日(試合前日)の計量でも土曜日(試合当日)のリングウォークでも最初に紹介されるという、完全にBサイド(格下)扱いを受けた」と記した。

 さらに、試合に負けたフルトンに対しては「フルトンは過去4戦で2勝2敗と、行き詰まった状態だ」「今後の進路について難しい決断を迫られる。スーパーフェザー級は明らかに失敗に終わった。金曜日の軽量で体重は132ポンド(約60キロ)だった。(フェザー級の)126ポンド(約57キロ)に戻る可能性はさらに低く、ライト級デビュー戦ではひどい姿を見せた」と酷評した。