新日本プロレス7日愛媛・鬼北総合公園体育館大会の「ワールドタッグリーグ(WTL)」Bブロック公式戦で、デビッド・フィンレー(32)、高橋ヒロム(36)組が、ザック・セイバーJr.(38)、大岩陵平(27)組に敗れ、4敗目を喫してV争いから脱落した。

 ヒロムは内藤哲也との師弟コンビで制した昨年大会に続き、フィンレーとの異色コンビで連覇を狙ったが、公式戦はここまですでに3敗。相手チームに〝ミスマッチ〟を狙われ、勝ち星が挙がっていない。この日もヒロムがTMDKの2人に左腕を関節技で痛めつけられ、ローンバトルを強いられる。

 フィンレーと交代しても、息つく暇もなく〝人間凶器〟として使われ、スタミナを回復できない。執ような左腕攻撃から逃れたヒロムは、おきて破りのザックドライバーからヒロムちゃんボンバーをザックにさく裂させて意地をみせる。だが、TIME BOMBをかわされ、両軍入り乱れての激しい攻防に。フィンレーはヒロムをパワーボムの体勢で抱え上げ、コーナーにもたれるザックに投げつけた。

〝人間凶器〟としてフィンレー(右)に投げつけられる高橋ヒロム(中)
〝人間凶器〟としてフィンレー(右)に投げつけられる高橋ヒロム(中)

 勝負手を放ったがザックにかわされ、ヒロムはバックルボムの形でコーナーに叩きつけられてしまう。この〝誤爆〟が効いた。フィンレーがザックに蹴り倒されると、ヒロムは大岩の逆さ押さえ込みから、ザックのジャックナイフ式エビ固めの連係に捕まり、3カウントを奪われた。フィンレー&ヒロムは2勝4敗となり、残り1試合を残してV戦線から脱落。これにより、ヒロムのWTL連覇も消滅した。

 試合後のヒロムは退場時に花道でフィンレーと口論になり、インタビュースペースでも「お前のミスだ」と責任のなすりつけ合いに…。最後は最終公式戦での勝利を誓って握手したが、ヒロムは「…ちょっと待てよ、お前、どうなってんだ、ポイント的によ? やべえのか? もう、やべえのか? 次、2ポイント取ったところでやべえのか?」とようやく状況を把握。その上で「俺、最後まで望みを捨てない男だぜ、なあ、いくぞ」と、残る1戦の勝利を約束していた。

 Bブロックは4勝2敗の勝ち点8で海野翔太&上村優也、グレート―O―カーン&カラム・ニューマンが首位で並び、4チームが6点で追いかける混戦となっている。