米総合格闘技イベント「UFC323」(6日=日本時間7日、ネバダ州ラスベガス)で、UFCフライ級5位の平良達郎(25)が同級2位のブランドン・モレノ(31=メキシコ)に2ラウンド(R)2分24秒で圧巻のKO勝ちを収めた。
1Rから平良は、低く構えるモレノに対し鋭いパンチを放ちながら距離を取る。そして中盤、タックルで組み付いて上を取ったが、下から三角絞めを狙われ捕獲されてしまった。平良はこれを上から潰して金網に押し付けたがその後決定機は作れず、ラウンドは終了した。
続く2Rは序盤にスタンドの攻防から組み付くことに成功だ。そのまま脚をかけて倒すと馬乗りになりマウントポジションを奪った。さらに逃げようとするモレノの背中につくと、脚を4の字に組んで相手の胴をロック。バックマウントのポジションから重いパウンドの雨を降らせるとモレノの動きが止まり、レフェリーが試合を止めてKO勝ちとなった。
元UFCフライ級王者モレノを相手に圧巻の勝利を見せた平良は「ナイス・トゥ・ミーチュー・エブリバディー! アイム・ハッピー・センキュー!」と叫んで歓声を浴びる。勝利の手応えを問われ「パウンドがすごい入ってて効いてるのが分かったので。パウンドのKOが初めてなので驚きました」と振り返ると、次戦での王座挑戦を熱望した。
また、続く試合ではそのフライ級王座戦が行われ、王者のアレッシャンドリ・パントージャ(ブラジル)が同級1位のジョシュア・ヴァン(ミャンマー)にアクシデントによりまさかの敗北だ。1R開始早々、倒れる際についた左腕を負傷して試合をストップ。TKO勝ちで新王者となったヴァンは試合後、平良との王座戦に意欲を見せたため、タイトル戦の開催が決定的となった。













