フィギュアスケート女子でグランプリ(GP)ファイナル(12月4日開幕、愛知)に挑む中井亜美(TOKIOインカラミ)が、17歳らしからぬ冷静沈着ぶりを発揮した。

 今季はGPシリーズ第1戦フランス大会で初出場初優勝を果たすと、第3戦スケートカナダでは銅メダルを獲得。シニア転向1年目ながら、2026年ミラノ・コルティナ五輪の代表候補に名乗り出た。28日には千葉県内で練習を公開し、3回転ルッツ―3回転トーループなどのジャンプを入念に確認。初出場の大一番に向けて「会場に行ったら緊張感が出てくると思うけど、今は試合が楽しみ」と声を弾ませた。

公開練習で中庭健介コーチ(右)の指導を受ける中井亜美
公開練習で中庭健介コーチ(右)の指導を受ける中井亜美

 この日はヒロイン候補を目当てに29社64人が来場。関係者が「思っていたよりも多くの報道陣や、学校関係者が来てくださった」と驚くほどの盛況ぶりだった。中井は「そんなにメディアの方が来ないと思っていたけど、たくさん来られたのですごく緊張した」と言いつつも「いつも通り練習することができた」と冷静さは失わなかった。

 GPファイナル後の全日本選手権(12月19日開幕、東京)は五輪の最終選考会となる。「全日本が一番大事な試合になってくる。緊張の中でどう戦っていくのかをファイナルで確認したい」ときっぱり。注目度が高まる中でも、浮つく様子は一切ない。