フィギュアスケート女子の島田麻央(木下グループ)は、快挙達成にも満足なしだ。

 ショートプログラム(SP)首位で迎えた全日本ジュニア選手権(24日、東京辰巳アイスアリーナ)のフリーに臨み、冒頭の4回転トーループ、2本目のトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)で転倒した。大技2本でミスが出るも、その後は粘りの演技で124・23点、合計196・78点をマークして前人未到の5連覇を達成。「終わった瞬間はもう無理だと思っていたので、まさかの5連覇だった。それはもちろんすごくうれしいけど、演技の内容は悔しい」と顔をしかめた。

 4回転トーループとトリプルアクセルの投入は約1週間前に決断。12月に控えるジュニアグランプリファイナル(4日開幕、愛知)と全日本選手権(19日、東京)を見据える上で、回避という選択はなかった。「抜く考えはなかった。ファイナルには入れたいなと思っていたので、そのためにファイナルからではなくて全日本ジュニアから入れた」と明かした。

 次なる戦いは4連覇の懸かるジュニアグランプリファイナルだ。「ファイナルではこのような演技をしないように、緊張している状態でもとにかくまとめきれるように練習して、自信をつけてファイナルに臨みたい」。

 今大会で得た反省点を胸に、次こそは完璧なパフォーマンスを披露する。