【カップめん評論家taka :a激推し!トレンド最前線】大人気ブロガーがカップめんの〝推せる新作〟を徹底解説する好評企画。今回も個性が際立ったユニークな5品が揃いました!
【どすこい!想像を軽々超えた完成度の高さ】明星食品「明星 日本相撲協会監修 鶏塩ちゃんこ味うどん」(236円+税)
1925年(大正14年)12月28日の設立以来、今年で100周年を迎える公益財団法人日本相撲協会。さらに1926年(昭和元年)から換算すると、今年は“昭和100年”にあたる節目ということで、創立75周年を迎えた明星食品と日本相撲協会が異例のコラボを実現しました。
よくあるキャラクター商品じゃないですけど、パッケージのデザインやロイヤルティにコストを圧迫され、中身は平凡なんじゃないかと。でも東スポで連載やってるし、ネタとしては最適か…くらいの軽率な動機で商品を手に取りました。ところがどすこい、フタを開けた瞬間に飛び込んできたのは、レギュラーサイズのカップラーメンとは思えないほど大量の野菜(キャベツ、ごま、にんじん、椎茸、ねぎ)と大きな鶏団子。
それらの満足度は確実に値段以上の水準で、濃厚な鶏の出汁(だし)と少し強めの塩味を効かせたスープの作り込みも素晴らしく、ふわふわもちもちのフライうどんは力士の強さと優しさを表現…しているのかどうかは知りませんけど、いやはや想像を軽々と超えてくる完成度の高さにビックリ。
【小兵力士さながらの力強さとバランス感】明星食品「明星 日本相撲協会監修 味噌ちゃんこ味ラーメン」(236円+税)
日本相撲協会監修なのに大盛りサイズじゃないんだ…などと、くだらないツッコミはさておき同時発売品の「味噌ちゃんこ味」は、相撲界で親しまれている“力士味噌”をイメージした一杯で、白菜の甘みとニンニクのアクセントがポイント。鶏の旨みがダイレクトに伝わってくるのは「鶏塩ちゃんこ味」ですが、こちらにも鶏の出汁や大きな鶏団子、さらに大量の野菜(キャベツ、にんじん、ねぎ、ニラ)を採用しているため、小兵力士さながらの力強さとバランス感。
どちらも白米とバッチリな味付けなので、ちょっと濃いめでボリュームのある汁物としても誂え向き。ちなみに鶏は二本足で立ち、手を付けないことから相撲界では縁起のいい食べ物とされているそうです。ごっつあんでした。
【別添の「おろし生姜」が強烈!】明星食品「明星 麺神カップ 生姜醤油味」(278円+税)
その道に詳しい方に「生姜醤油味のラーメン」を聞けば、新潟五大ラーメンに数えられる長岡生姜醤油ラーメン(新潟県長岡市発祥のご当地ラーメン)と返ってくるパターンは珍しくないでしょう。しかし、麺神(めがみ)カップの「生姜醤油味」は“がっつり食べ応えのある極太麺×あっさりキレのある淡麗系スープ”を掛け合わせた「ガッツリ淡麗」が題材ということで、昨今のラーメン業界で注目されているジャンルの一つ。
土台の粉末スープはカップラーメンらしいベクトルを歩んでいますが、明星食品の独自技術「生めん風3層極太製法」による加水率が高い極太ノンフライめんの品質は言うまでもなく、なんといっても別添の「おろし生姜」が強烈で、ジンジャーパウダーでは出せないフレッシュな香味が全体を掌握。味の骨組みを端的に例えると“豚の生姜焼き”なので、奇抜どころか親しみのあるテイストに仕上がっていたけれど、これまでにない組み合わせには新鮮味を覚えました。
【ぶっ飛ぶ辛味、裂くようんな刺激!個性は一見の価値あり】サンヨー食品「サッポロ一番 地獄の担担麺 天竜本店監修 濃厚激辛担担麺 プロフェッショナル編」(271円+税)
地獄の担担麺(じごくのたんたんめん)とは、2010年(平成22年)12月17日の創業以来、神奈川・平塚で人気を博している“濃厚激辛担担麺”専門店で、サンヨー食品とは過去に3度コラボしているのですが、シリーズ初となる縦型ビッグのカップラーメンを市場に投下。従来品は練り胡麻の存在感が凄まじかったのに対し、今回はビックリするほど目立っていなかったので、それについては拍子抜けでした。
しかし、ぶっ飛んでいたのが辛味の強さ。それもブート・ジョロキア(2007年のギネス世界記録に『世界一辛い唐辛子』として認定された唐辛子の品種)を彷彿とさせる、柑橘系のフルーティーな風味と裂くような刺激が全開で、よくもまぁここまで振り切ったなと。辛さレベルは「麺処井の庄監修 辛辛魚らーめん」や「蒙古タンメン中本 北極ラーメン」に匹敵する…いや、それよりも辛いと感じる方もいらっしゃると思うので、万人にオススメできる商品ではないけれど、ブート・ジョロキアを思わせる個性は一見の価値ありです。※辛い食べ物が得意な方限定
【大盛りサイズでも最後までヘタらないフライめん】エースコック「スーパーカップ1.5倍×NOBROCK TV キーマカレー味ラーメン」(298円+税)
現時点で297万人以上のチャンネル登録者数を誇る『佐久間宣行のNOBROCK TV』と、大型カップめんのパイオニア「スーパーカップ1.5倍」がコラボということで、エースコックが得意とする話題性に感けた商品かと思いきや、なんのなんの。特に面白かったのが味わいの構成で、粉末スープ単体だとココイチ(CoCo壱番屋)コラボの過去作にありそうな魚介系のカレーテイストだったのですが、動物系のコクとトマトの風味が充填された別添の「調味油」が効果的。
また大盛りサイズでも最後までヘタらないフライめんのクオリティも高く、かやくにはスポンジみたいな食感のポンコツそぼろを使用していましたけど、清々しいほどに量が多くて! お値段は大盛りカップめんの基準(271円+税)を上回りますが、一度は食べておいても損はないでしょう。
各商品の詳しいレビューはブログ「本日の一杯 -Cupmen review blog-」参照。
※表示価格は発売時のメーカー希望小売価格です。スーパーなどでの販売価格は希望小売価格よりも安くなるケースが一般的ですが、コンビニでの販売価格はメーカー希望小売価格+8%を目安にしてください。






















