瀬戸大橋や美しい瀬戸内の島々の風景が楽しめる香川県「休暇村讃岐五色台」が、リニューアルオープンした。水鏡のテラス、天空の絶景露天風呂、瀬戸内海の幸が味わえるレストラン…魅力たっぷりの新施設が誕生! 今回は、生まれ変わった休暇村讃岐五色台と、周辺の外せない香川の観光スポットを紹介しよう。

休暇村讃岐五色台
休暇村讃岐五色台

 香川県の北部、四国から本州に最も近い標高400メートルの高台に休暇村讃岐五色台はある。石橋正浩総支配人は「この施設の一番のウリは、景色! 瀬戸大橋の端から端まで見える場所はここしかないと思います。また、天候にもよりますが瀬戸内海の朝日と夕日もばっちり楽しめます。讃岐平野の夜景も美しいですよ」と自信たっぷりに語ってくれた。

 高台から眺める瀬戸内海に浮かぶ美しい島々と、四国と本州を結ぶ世界最大級の長大橋「瀬戸大橋」の造形美も素晴らしいのに、季節により様々な顔を見せる朝日や夕日の壮大な自然美が加わる…まさに言葉にできない感動を味わうことができる。

 1968年に建築された同施設はオープン当初から大人気だったが、2025年3月末に大幅リニューアルされた。その新施設は――。

【水鏡のテラス】瀬戸内海に突き出すように配置された約400平方メートルのウッドデッキのテラスには、香川県三豊市の人気海水浴場「父母ヶ浜(ちちぶがはま)」をオマージュした水盤が設置されている。「水鏡のテラスは休暇村では全国でも初めてです」(前出総支配人)。移り変わる空の景色が鏡のように水盤に写り込む、インスタ映えするスポットだ。

【瀬戸内天空の絶景風呂】これまでなかった待望の露天風呂が登場! 瀬戸内海を一望する絶景の大浴場。内風呂と露天風呂は連続していて、浴槽全長は約15メートル。どこに腰掛けても正面には絶景が広がっている。湯船に漬かりながら見上げる天空の景色も最高だ。

瀬戸内海を一望できる露天風呂が登場した
瀬戸内海を一望できる露天風呂が登場した

【瀬戸内ダイニング】リニューアルされたダイニングレストランも素晴らしい。窓側には瀬戸内海を眺めながら食事を楽しめるカウンター席。プライベート感を確保した半個室など、人数やシーンに合わせた様々なタイプの席が用意されている。そして、食事は香川と瀬戸内海の旬の食材をふんだんに使った絶品料理を自由に楽しめるビュッフェスタイル。オープンキッチンで作りたての料理や讃岐うどんも味わえる。

朝から海鮮丼モーニングが楽しめる
朝から海鮮丼モーニングが楽しめる

【プレミアム和洋室】5月14日に新たに誕生するのが約100平方メートルの広々とした和洋室(2部屋)。テラスと部屋のどちらからもアプローチできる半露天風呂に加え、1人用のサウナも設置されている。ミニキッチン、ランドリーもあり別荘感覚で過ごすことができる。

【休暇村讃岐五色台MEMO】香川県坂出市大屋冨町3042。℡0877・47・0231。ホームページ=https://www.qkamura.or.jp/goshiki/

周辺施設も魅力満載

 香川に来たらぜひ訪れてほしいのが【瀬戸内国際芸術祭】。瀬戸内の島々を舞台に、3年に1度開催される現代アートの祭典。今年の会期は春(4/18~5/25)、夏(8/1~31)、秋(10/3~11/9)の3シーズンに分かれて開かれる。期間中は約100万人の人々が国内外から訪れる、日本を代表する国際的な芸術祭だ。

 その芸術祭に多くの作品を出しているのが香川出身の川島猛氏(95)。作品がMoMA(ニューヨーク近代美術館)に永久保存されるなど世界的に活躍する川島氏の作品を生で鑑賞できるのが【川島猛アートファクトリーミュージアム】。「Blue and White」「Dream Land」シリーズをはじめ、長い画歴の中で生み出された作品群は圧巻だ。

「川島猛アートファクトリーミュージアム」では、運が良ければ川島氏本人(左は順子夫人)に会えることも
「川島猛アートファクトリーミュージアム」では、運が良ければ川島氏本人(左は順子夫人)に会えることも

 特別名勝【栗林(りつりん)公園】も外せない。400年近い歴史があり、1953年に全国で8番目に特別名勝の指定を受けた回遊式大名庭園。約75ヘクタール(約23万坪)の広大な敷地に約1400本の松と大小合わせて24もの庭園がある。フランスの旅行ガイド「ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン」で、「わざわざ旅行する価値がある」として三ツ星施設に記載されている。

栗林公園は400年近い歴史を誇る
栗林公園は400年近い歴史を誇る

“建築マニア”必見の建物が、2022年に国の重要文化財に指定された【香川県庁舎旧本館及び東館】。「世界のタンゲ」として知られる丹下健三氏の初期の代表作。1958年に竣工され、現在も県庁舎の一部として利用されている。その丹下氏の影響を強く受けた香川県土木部の職員(当時)の山本忠司氏が設計したのが【瀬戸内海歴史民俗資料館】(1975年、日本建築学会賞受賞)。五色台の地形に合わせた建物にも注目だが、その中に収蔵されている国の有形民俗文化財に指定されている船大工道具など貴重な資料も見逃せない。