【カップめん評論家taka :a激推し!トレンド最前線】大人気ブロガーがカップめんの〝推せる新作〟を徹底解説する好評企画。今回取り上げた5品、どれも鮮烈な個性を持った、カップめんファン必食の逸品です!
売り切れる前に確保してください!
【かきたま系とスクランブル系が絶妙】ファミリーマート「【月見背徳メシ】元祖スタミナ満点らーめん すず鬼監修 背徳ニンニク醤油 今だけタマゴ入り」(267円+税)
「元祖スタミナ満点らーめん すず鬼(すずき)」とは、東京都三鷹市・味の散歩道で絶大な支持を集めている「鶏こく中華 すず喜」のセカンドブランドで、アリラン×二郎×竹岡式の個性を掛け合わせた究極のハイブリッドラーメン「スタ満ソバ」の生みの親。同店監修の即席カップめんは、ファミリーマートで定期的に販売されているため、ご存じの方も多いでしょう。しかし、本商品は“ファミマの月見背徳メシ”専用に開発された一杯で、具材をタマゴとニラのみに絞っている、かなり尖った商品なのですが、結論からいうとシリーズ過去最高の仕上がり。
その決め手となったのは、かきたま系のタマゴ具材とスクランブルエッグ系のタマゴ具材を併用していた部分。すず鬼ならではの攻撃的なスープと対比を描く、タマゴ具材の優しい甘さと2種の食感が絶妙で、その中毒性たるや。お月見シーズンは終わってしまいましたけど、まだ取り扱ってる店舗は多いので、売り切れる前に確保してください。マジで中毒性ヤバいから。
【本物の“リアルもつ”採用】サンポー食品「ダイショー監修 博多もつ鍋風〆のちゃんぽん」(271円+税)
SNSでの投稿をキッカケに意気投合し、何度かキャンペーンを実施していたサンポー食品とダイショー。その2社が共同で開発した本商品は、ダイショーの人気商品「博多もつ鍋スープ しょうゆ味」の味わいを再現したカップラーメンで、見どころは具材に本物の“リアルもつ”を採用しているところ。まるか食品やサンヨー食品の商品にも使われていた具材なので、業界初の資材ではないけれど、ほかの肉具材にはない特有の食感とクサみを残している個性的なアイテム。筆者は「博多もつ鍋スープ しょうゆ味」を購入したことがないので、再現度については言及できませんが、それでも“こんな感じなのかなー”と想像が捗るスープの味わいにコラボの恩恵を感じた次第。
めんはサンポー食品らしい低加水めんだったので、ちゃんぽんの〆に使われる太めんの印象とは違ったけど、スープとの相性に問題はなく、ローストガーリックオイルとビーフオイルを配合した別添の小袋も効果的。もつ鍋らしさについては賛否両論あるかもしれませんが、2週間前に本コーナーで紹介した「魔改造カップヌードル」よりも雰囲気ありますよ。
【ランダムな縮れの手もみ麺風】東洋水産「マルちゃん正麺 カップ ワンタン中華そば」(278円+税)
発売当初から掲げている“いま抜群に美味しく、そして10年後・20年後も古びることなく愛され続ける即席めん”のコンセプト通り、多くのユーザーに愛されているマルちゃん正麺。そのブランド史上初となる「手もみ風麺」を搭載した本商品は、これまでの正麺シリーズには存在しなかった乾燥めんを特徴とする一杯で、なるほどランダムな縮れが個性的。
おそらく福島県白河市を発祥とする加水率が高い中太縮れ手打ちめん、あるいは喜多方市の平打ち熟成多加水めんをモデルにしているのだと思いますが、それらと比較して加水率が低く、そこにはイメージとの差を感じてしまったのと、ワンタン中華そばなのにワンタンの数が少ない――。という部分には不満を覚えてしまったけれど、正麺カップのテンプレが増えたことは素直に喜ばしい展開。ちなみに既存の「濃厚味噌」にもバージョンが違う「手もみ風麺」が搭載されたので、そちらも要チェック。
【味噌だけでは出せない複雑なコク】エースコック「千年こうじや監修 八海山酒粕仕立て 濃厚味噌ラーメン」(236円+税)
千年こうじやとは、魚沼の清酒「八海山」の酒蔵「八海醸造」が“米・麹・発酵”をテーマに立ち上げたブランドで、発酵から生まれた魚沼の恵みを多彩なカタチで販売しているのですが、即席カップめんを担当しているのはエースコック。八海山の酒粕を使用した本商品の味わいを要約すると、コク深く濃厚な味噌ベースの粕汁で、お湯を注ぐ前から酒粕の個性を感じるほど。それは熱湯3分後に花開き、味噌だけでは出せない複雑なコクがダイレクトに伝わってくる、ぶっちゃけレギュラーサイズの即席カップめんとは思えないほどの作り込み。
かやくに関してはショボすぎるので、ばっさり諦める必要がありますけど、もうひとつ驚いたのがフライめんの密度。それこそ「スーパーカップ1.5倍」の技術を応用しているようなコシと弾力で、なおかつエースコックのフライめんに付き纏っている揚げ油のニオイも目立っていない、サイズ以上の満足感が得られる良品です。
【酒粕と鶏白湯“ありよりのあり”】エースコック「千年こうじや監修 八海山酒粕仕立て 鶏塩白湯ラーメン」(236円+税)
そんな「濃厚味噌ラーメン」と同時にリリースされた「鶏塩白湯ラーメン」は、比較的に穏やかな味わいで、先に味噌ラーメンを食べてしまったら物足りなさを感じてしまうかも。とはいえ酒粕の個性は申し分なく、鶏白湯との相性も意外なほどに違和感を覚えません。むしろ、ありよりのあり。
めんの油揚げ臭がスープの個性をマスキングしていたので、そこだけは残念に思えたのですが、それを踏まえても個性が勝る一杯。ちなみに余談なんですけど“濃厚味噌ラーメンと鶏塩白湯ラーメンのスープを混ぜたら妙に美味しかった”ので、ふたつの魅力を掛け合わせた新作がタテロング版で出ないかなーって期待しています。密かに。
各商品の詳しいレビューはブログ「本日の一杯 -Cupmen review blog-」参照。
※表示価格は発売時のメーカー希望小売価格です。スーパーなどでの販売価格は希望小売価格よりも安くなるケースが一般的ですが、コンビニでの販売価格はメーカー希望小売価格+8%を目安にしてください。





















