元プロ野球選手でタレントの長嶋一茂が7日、テレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜、午前8時)に出演。住むところを確保することの大切さを訴えた。

 番組では東京の住宅価格や家賃が高騰していることを受けて、都が子育て世帯などが手頃な価格で安心して暮らせる「アフォータブル住宅」を供給する政策に乗り出したことを報道。東京都と民間企業がそれぞれ100億円を出資し、ファンドを作り、マンションや戸建てに投資をして供給するもので、2026年度から供給されていくという。

 この政策に長嶋は「すごくいい取り組みだと思いますよ」と感心し、「働いている者にとって大事なことって、衣食住ってよく言うけど、住む場所をちゃんと確保するってことだと思うんですね」という。「それが難しくなってくると、やっぱり労働意欲って落ちてくると思うし、労働意欲が落ちてくるとGDPも当然、下がってくるでしょう」と語る。

 住むことが大事ということについて長嶋は「例えばハワイとかで、すごいインフレですよ、日本以上に物価高ですよ。で、家賃が払えなくなると、ホームレスが増えるんですよ」という。「ホームレスが増えると何が起きるかというと、その方たちが食べていかなきゃいけないんで軽犯罪を犯すんですよ。軽犯罪を犯して、刑務所に入ると食事が食べれるんですね。で、軽犯罪なんでちょっとの期間でまた出てくるわけですよ。でも、出てきても住むところがないので、軽犯罪を犯して、また刑務所に入って食事で食いつなぐっていう、こういう負のスパイラルが起きちゃっている。どんどん治安が悪くなっていく」と指摘する。

 こういう負のスパイラルが「日本で今後、東京に起きないかっていうと否定できる人は相当少ないと思う」と力説。だからこそ「こういうことはどんどん取り組んでいってもらいたい、治安維持のためにも労働意欲のためにもやっていただきたい」と語った。