〝龍魂継承〟だ。新日本プロレスの鷹木信悟(42)が4日、天龍プロジェクト東京・後楽園ホール大会に初参戦した。古巣のドラゴンゲート時代からつながりの深い〝ミスタープロレス〟天龍源一郎(75)から刺激を受け、団体最高峰ベルト奪取で恩返しを誓った。
この日のメインで鷹木は拳剛と組み、海野翔太&岩本煌史と対戦。一進一退の攻防を繰り広げた末に、拳剛が岩本をファイヤーサンダーで仕留めて勝利した。
天龍が過去に顧問を務めたドラゴンゲートで、鷹木は2004年にデビュー。取材に応じた〝ザ・ドラゴン〟は「当時はみんなキャリアが近い先輩で、特に誰を(ファイトスタイルの)モデルにするとかはなかった。僕のもともとの師匠はアニマル浜口さんだけど、デビューしてすぐに天龍さんが顧問に就任されて〝龍魂継承〟というものに、すごく影響された。痛み、激しさ、迫力を伝えるとか、プロレスの根本的な部分を今でも大事にしている」と明かした。
天龍は新日本のIWGPヘビー級王座の最年長戴冠記録(49歳10か月)を持ち、02年には全日本プロレスの3冠ヘビー級王座を52歳2か月で獲得。これに刺激を受けているといい「天龍さんは40代でIWGPを取って、50代で3冠ヘビーを巻いているわけだから。そういった意味で、自分も年齢とか何も言い訳にならない」と強調した。
鷹木は21年6月にIWGP世界ヘビー級王座を初戴冠し、3度の防衛に成功。22年1月に現AEWのオカダ・カズチカに敗れてベルトを失って以降、同王座に3度挑戦しているが、いずれも戴冠できていない。
雪辱に燃えるザ・ドラゴンは「最近サイン会をよくしているけど、『もう一度、IWGPを巻いてください!』という声が非常に大きい。プロとしてファンの期待に応えるのが使命だし、それをやらなきゃいけない。のほほんとキャリアを積んでやるのではなく、昇り竜のごとく上がっていかないと意味がない」と語気を強めた。
〝龍魂〟を胸に秘める鷹木が、ベルト奪還する姿をレジェンドに見せる覚悟だ。













