アンドルー王子の性的虐待を告発した故バージニア・ジュフリーさんの回顧録が21日に英国で発売され、アンドルー王子による性的虐待の実態が詳しく描かれていることで王室と英国国民はさらなる衝撃を受けている。英紙ミラーが21日、報じた。
4月に41歳で自殺したジュフリーさんは、早すぎる死を迎える前に「Nobody’s Girl;A Memoir of Surviving Abuse and Fighting for Justice」(誰もいない少女:虐待からの生還と正義のための闘いの回想録)と題した回顧録を執筆。このほど発刊となった。
回顧録では億万長者の小児性愛者である故ジェフリー・エプスタイン元被告から受けた恐怖の体験がつづられている。彼女は同元被告からアンドルー王子に人身売買されたと主張している。
内容はあまりに痛ましい限りで、エプスタイン元被告と王子との性的関係に関する主張が赤裸々に暴露されており、ジュフリーさんは、アンドルー王子がまるで彼女との性行為が「当然の権利」と主張して「性奴隷」として虐待されていたと記している。
ジュフリーさんによると、英国人社交界の名士から性的人身売買業者に転身したギレーヌ・マクスウェル氏は、20001年3月に起きた最初の事件に先立ってアンドルー王子との初対面を「シンデレラのように、ハンサムな王子様に出会うことになる」と彼女に告げたという。
当時41歳だったアンドルー王子は、ジュフリーさんの年齢を正確に言い当て「17歳だね。うちの娘たちは君より少し若い」とも話したという。
ジュフリーさんはその夜、アンドルー王子と性的関係を持ったとし「彼はそれを自分に生まれながらに与えられた権利のように、当然のことだと思っている様子だった」と語っている。
その後、彼女はエプスタイン元被告が所有する島でアンドルー王子と3度目の性的関係を持ったが、その場には他に8人の少女もいたと主張している。特に彼女は、エプスタイン元被告から加虐的な性行為を強要されたと述べている。
ジュフリーさんは回顧録の中で、王子と他の8人の女性たちとの宴に参加したわずか4日後に妊娠し、流産したと主張している。アンドルー王子は、自身に対する性的虐待疑惑を強く否定している。
アンドルー王子は2022年、ジュフリーさんが起こした民事訴訟で和解に応じたが、責任を認めておらず、現在も疑惑を否定している。出版を見据えて17日には、ヨーク公爵の称号などを返上した。しかし今回の回顧録で絶体絶命のピンチを迎えそうだ。












