ライバルファンへの一言で人生が大きく変わってしまったようだ。15日(日本時間16日)、「ミルウォーキージャーナルセンチネル」紙は「ミルウォーキー・ブルワーズファン、ラテン系ドジャースファンに『ICE(米移民関税執行局)に電話する』と発言して職を失う」との記事を配信した。
14日(同15日)のドジャースとのナ・リーグ優勝決定シリーズ第2戦でブ軍ファンの女性がラテン系のド軍ファンに暴言を放つ動画が投稿された。同記事は「動画に映っている女性はシャノン・コビラチク氏で、彼女の雇用主であるミルウォーキーに拠点を置く人材派遣会社マンパワー・グループは15日、彼女が『もはや組織を去った』ことを確認した。また、同団体は同日、コビラチク氏がメイク・ア・ウィッシュ・ウィスコンシンの理事も辞任したことを確認した」と報じた。
SNSにアップされた動画では第2戦の7回にドジャースが4―1とリードを広げた後、ド軍ファンのリカルド・フォサド氏が立ち上がり、携帯電話で録画し球場の静まり返った観客をあおる様子が映っていたという。
それに対しコビラルチク氏が「そうだね、ICEに電話する」と不法移民を取り締まる組織の名前を出した。フォサド氏は、自分がアメリカ市民であり、2つの戦争の退役軍人だと答えると、「ICEに電話しろ、電話しろ」とやり返している。
フォサド氏は同紙の取材に事件後、コビラルチク氏がスタジアムの警備員に通報し、フォサド氏は球場から連れ出されたと語った。ロス在住のフォサド氏はシカゴへの出張中に、ドジャースの試合観戦のためにミルウォーキーまで来ていたという。またコビラルチク氏は取材に応じていない。
売り言葉に買い言葉とはいえ人種差別的な発言は決して許されるものではない。












