ヤンキースファンの暴走が波紋を呼んでいる。

ヤンキースはア・リーグ地区シリーズでブルージェイズに敗退。2―5で敗れて終戦となった8日(日本時間9日)の第4戦で、敵地ヤンキ―・スタジアムに乗り込み観戦していたブルージェイズの主砲ウラディミール・ゲレロ内野手(26)の家族にヤンキースファンが空き缶やペットボトルを投げつけられた。

 ゲレロは初戦で決勝弾、第2戦では満塁弾、敗れた第3戦でも先制2ラン、勝負を決めた第4戦は先制タイムリーと大活躍。ヤンキースとの地区シリーズで打率5割2分9厘、3本塁打、9打点とキラーぶりをまざまざと見せつけていた。

 ゲレロの母国・ドミニカ共和国で記者を務めるヘクター・ゴメス記者は9日(同10日)、自身のXに「昨夜、ヤンキースタジアムで、ブルージェイズ対ヤンキースのALDS第4戦中に、ファンがウラジミール・ゲレーロ・ジュニアの家族をペットボトルで攻撃した。襲われた人の中には、ウラディ・ジュニアのいとこである元MLB選手のガブリエル・ゲレロも含まれていた」と投稿。また、空き缶が直接、家族の一人に当たる動画がSNSで拡散され「ヤンキースファンはゴミだ」「これが平均的なヤンキースファン」「負けたから家族に当たるなんて最悪中の最悪」「ヤンキースファンが何をしても、もう驚かない」と非難の声が殺到した。

 この騒動を「ラジミール・ゲレロ選手の家族が醜い事件に巻き込まれた」と報じた米メディア「ラリー・ブラウン・スポーツ」は「ゲレロは過去にもア・リーグ東地区のライバルであるヤンキースへの嫌悪感を公言している」と解説を付け加えた。