米国・AEWの「DYNAMITE」&「COLLISION」3時間スペシャル(ミズーリ州カンザスシティー)が、15日(日本時間16日)に放送され、AEW統一王者のオカダ・カズチカ(37)が〝3冠〟取りへ猛デモに出た。

 ユニット「ドン・キャリス・ファミリー」の一員となって、7月にケニー・オメガを破り、コンチネンタル王座とインターナショナル王座の2冠統一に成功。18日(同19日)のPPV「レッスルドリーム」では、13日の新日本プロレス両国大会でザック・セイバーJr.を破りIWGP世界ヘビー級王者となったKONOSUKE TAKESHITA(竹下幸之介=30)との最強コンビで、ブロディード(ブロディ・キング&バンディード)の持つAEW世界タッグ王座に挑戦する。

 この日はブロディードがマーク・ブリスコと組んで、キャリス・ファミリーのカイル・フレッチャー&ランス・アーチャー&ロッキー・ロメロと6人タッグマッチで対戦。激闘となったが、最後はブロディードが合体ツームストーンドライバーでロメロから3カウントを奪って勝利した。ブロディとバンディードの2人はタッグベルトを掲げて実力を誇示した。

 ここでキャリス・ファミリーの、ホログラム改めエル・クロンが入場ステージに現れた。ブロディードが気をとられた隙に、統一王座のベルトを手にしたスーツ姿のオカダがリングに乱入。ブロディを急襲し、卑劣なベルト攻撃を見舞ってダウンさせた。バンディードには抱え上げられたが、背後に回ってレインメーカーをぶち込んだ。

 竹下不在の中、オカダ一人であっという間に世界タッグ王者の2人をKO。さらにタッグ王座のベルト2本を両手でつかみ、〝3冠〟取りをアピールしてみせた。ドン・キャリスとともに不敵な笑顔を見せながら、リングを下りた。

 一方で、相棒となる竹下と一触即発の緊張関係は変わらないまま。前回のエリミネーター戦でブロディードを破った際も連係に不安を露呈した。ドン・キャリスの誕生日パーティーでは、日本からオンラインで参加した竹下の映像を「間違えた」と言って、リモコンのボタンを押して強引に終了させる始末。AEW統一王者と新IWGP世界王者の最強コンビも〝不仲〟が続き、空中分解の危険性をはらんでいる。果たして、オカダの〝3冠〟取りの行方は――。