米国・AEWの「DYNAMITE」&「COLLISION」3時間スペシャル(ミズーリ州カンザスシティー)が、15日(日本時間16日)に放送され〝ザ・レスラー〟柴田勝頼(45)がAEW世界トリオ王座防衛に成功した。

 サモア・ジョー、パワーハウス・ホブスとの強力ユニット「THE OPPS」で6人タッグの同王座を保持してきた。前回「COLLISION」ではスマホの翻訳機能を通じて、自身とルチャ極悪ユニット「LFI」のルーシュの対戦成績が1勝1敗であることからトリオ王座をかけての決着戦を要求。LFIの4人からどの3人で挑戦してきても構わないとしていた。

 LFIはルーシュ、ザ・ビースト・モートス、ドラリスティコの3人が挑戦者になり、サミー・ゲバラがセコンドに就いた。柴田はいきなり宿敵ルーシュにエルボーを打ち込むと、チョップで返された。ルーシュにジャーマンで投げられると、すかさずジャーマンで投げ返す。変型STOでルーシュを叩きつけると、モートスをフロントハイキックで吹っ飛ばした。
 
 だが連係で勝るLFIに捕まり、ローンバトルを強いられる。LFIの3人によるトリプルドロップキックに、モートスには急所打ちを浴びてもん絶。ダメージが重なっていったが、爆発力は王者チームのほうがはるかに上だ。柴田はコーナーのドラリスティコに、ランニングブーツをくらわせて逆転に成功。エルボー連打から串刺しドロップキックを決めると、コーナーのルーシュを指さして挑発した。

 さらにフロントネックチャンスリードロップを放って、一気にばん回。代わったホブスがパワー全開で猛攻を見せると、混戦になって柴田はモートスにランニングブーツをぶち込んだ。場外に下りてルーシュを捕らえ、すかさずアシスト。最後はOPPSのリーダー、ジョーが必殺のコキーナクラッチ(胴締めスリーパー)でドラリスティコを絞め落として、決着をつけた。

 OPPSは4月16日にベルトを巻いてから、これで半年間にわたって王座を保持。柴田は中継でゲスト解説を務めたAEW世界王者の〝ハングマン〟アダム・ペイジから「彼は俺たちみんなが尊敬し、憧れる存在。彼がここにいてくれて本当にうれしいよ」と絶賛されていた。

 試合終了後には、敗戦に納得のいかないLFIの4人に襲われた。ここでペイジが実況席から柴田らの救援に入り、LFIを一蹴。ペイジは18日(日本時間19日)のPPV「レッスルドリーム」(ミズーリ州セントルイス)でジョーの挑戦を受けるが、敵に塩を送る形となった。