ドジャースは14日(日本時間15日)までにナ・リーグ優勝決定シリーズの第2戦までを終え、ブルワーズに連勝を飾った。敵地で大きな2勝を挙げて第3戦(16日=同17日)からは本拠地ドジャー・スタジアムでの3連戦となる。

 連覇がかかるワールドシリーズ進出まであと2勝とした中、気がかりなのは大谷翔平投手(31)の打撃面だ。この日は20打席ぶりの安打となる右前適時打を放ったが、ポストシーズン(PS)での打率は1割4分7厘に沈んでいる。レッズとのワイルドカードシリーズ初戦で1試合2本塁打をマークして以降、29打数3安打で長打はなく、12三振を喫している。

 ところが、米メディア「YARDBARKER」は「大谷翔平の不振はドジャースにとって問題ではない」とズバリ。「最高の打者である大谷翔平からほとんど何も得られないまま(連勝を)成し遂げた」「たとえ1人が活躍できなくても、活躍できる選手が3、4人いる」とドジャースの総合力の高さにフォーカスした。

 この日は山本のメジャー初完投が光り、マンシーにも今年のPS1号となるソロが飛び出すなど投打がかみ合った。誰かが何らかの形で補い合う好循環こそがドジャースの強みだとみている。

 そして、大谷についても「ブルワーズにとって最もおそろしいことは、大谷の不振が永遠に続くわけがないということ。まるで眠れる巨人が目覚めの時を待っているかのようだ。あのバットの奥にはモンスター級の特大ヒットが潜んでいる」とむしろ警戒感を強めた。

 特に短期決戦では不振の選手を眠らせたままにしておくことが鉄則。だが、この日放ったタイムリーがいよいよ目覚めの呼び水となるかもしれない。