新たなモチベーションで〝世界一〟へ――。カーリングのパンコンチネンタル選手権(PCCC=20日開幕、米ミネソタ州)に出場する女子日本代表のロコ・ソラーレ(LS)が9日、オンラインで取材に応じ、スキップ・藤沢五月(34)は「しっかり自分たちのパフォーマンスを最大限に発揮したい」と決意を語った。
2026年ミラノ・コルティナ五輪最終予選日本代表候補決定戦(9月)はタイブレークでフォルティウスに敗れ、3大会連続の五輪出場を逃した。「私たちが目指していた五輪への道が閉ざされてしまって悔しい思いもしたし、すぐに立ち直れたかと言われると、そんなに簡単なものではもちろんなかった」と振り返るが、幸か不幸かすぐさま国際大会で戦うチャンスに恵まれた。
25年日本選手権覇者のフォルティウス、準Vの北海道銀行がPCCCへの出場を辞退したことで、3位のLSに出場権が回ってきた。「通常であれば日本選手権の優勝チームがPCCCの代表として派遣される中で、私たちが出場の機会をいただけたのは必ず何か理由がある」。26年世界選手権の枠取りを懸けた一戦を前に「五輪への道はなくなってはしまったけど、私たちにはしっかりと道があるという部分をしっかり受け止めて戦いたい」と気持ちを切り替えた。
五輪は2018年平昌大会で銅メダル、22年北京大会では銀メダルを獲得。世界選手権は16年大会で銀メダルを手にするも、世界の頂点に立ったことはない。「世界一になるのは五輪だけじゃない」と切り出した上で「私たちの目指すべき舞台は何があるのかと考えた時に、世界選手権、そしてグランドスラムという大会が私たちにはある」と力強く語った。
26年1月28日までのワールドカーリングチームランキング(WTR)の対象大会で獲得したポイントのうち、上位8大会分のポイントの合計値で最上位のチームが同年世界選手権の日本代表に選出される。「五輪イヤーの世界選手権は、国によっては五輪の代表チームがそのまま選ばれることもあるが、日本は全てのチームにチャンスをいただけていることに何かしらの必ず意味がある。9月の代表決定戦で負けたことにも必ず意味がある。それをしっかり受け止めて今季戦いたい」。〝世界一〟を目指すLSの物語はまだまだ終わらない。












