ボクシングのWBC世界バンタム級王座決定戦(11月24日、トヨタアリーナ東京)で激突する同級1位・那須川天心(帝拳)と同級2位・井上拓真(大橋)の一戦の行方を、元世界王者が占った。

 元WBC世界フライ級王者の内藤大助氏は自身のユーチューブチャンネル「内藤大助のチャレンジします!」で那須川の世界挑戦に言及。「天心選手はすごいけど、僕はもうちょっと石橋をたたいてもいいのかなと。ボクシングキャリアが少ないでしょ。チャンピオンになれるかもしれない。だけど、世界チャンピオンというのは防衛が大事なんですよ。もうちょっとキャリアを積んでからでもいいんじゃないかなと思いますけどね」と私見を述べた。

 その上で、注目対決の行方を予想。「分からないけど、客観的に見たら今までのキャリアを考えると、井上拓真選手の方が有利なのかな。拓真選手、強いよ。もちろん那須川選手も強いんですけど。僕は、まだ今の段階では拓真選手の方が強いと思う。(決着は)判定だと思う」と予測した。

 一方で「天心選手は無駄な動きがない。精密機械のような動き。あれはすごい。ただ、心配なのはキャリア。もうちょっとプロボクシングの場数を踏んで、世界やってほしかったなという印象。そうしたら、長期政権もいける」と改めて指摘。神童の世界挑戦について〝時期尚早〟との見解を示した。