大相撲秋場所5日目(18日、東京・両国国技館)、新小結安青錦(21=安治川)が関脇霧島(音羽山)を送り出しで破って3勝目(2敗)を挙げた。「変なことをせずに我慢していけた。初日から無敗の相手? 自分の相撲を取り切るだけ。相手の星は気にしない」と振り返った。
新入幕から3場所連続で11勝。初土俵から所要12場所での新三役は、朝青龍らの14場所を抜いて歴代1位のスピード昇進(年6場所制となった1958年以降初土俵、幕下付け出しは除く)だ。今場所も3日目に大関琴桜(佐渡ヶ嶽)を撃破するなど、実力を存分に発揮している。
そんな角界のホープは、同じウクライナ出身でボクシングの世界ヘビー級4団体統一王者オレクサンドル・ウシク(38)の大ファン。母国の英雄について「昔から応援していて好き。(年齢が)40手前なのに負けていないのがすごい」と尊敬のまなざしを送る。
戦う舞台は違えど、同じファイターとして参考にしている部分も。「ウシク選手はあんなに勝ち続けているし、経験値もいっぱいある。競技は違うけど、トレーニングやメンタル面とか学ぶことも多い」と力説した。
世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥(大橋)の試合もチェックしており「井上選手も、もちろん強い。だけど(個人的な)パウンド・フォー・パウンド(階級差のない最強ランキング)は1位がウシク選手で、次に井上選手かな」と笑顔で解説した。
同郷のスーパースターに憧れを抱く安青錦が、日本の土俵で旋風を巻き起こしていく。












