【病院通いになる前に健康寿命を伸ばす! プレメディカルケア】スポーツトレーナー・永井正彦氏が実際の相談事例をもとに解説する健康アドバイス企画。さて今回の相談は――。

【お悩み】動脈硬化を防ぐ運動習慣があれば教えてください。(60代男性)

【アドバイス】1日10分の有酸素運動とゴキブリ体操で血流を促そう!

【解説】大学時代の親友が動脈硬化によるくも膜下出血で亡くなったと肩を落とす男性からの相談でした。

 動脈硬化は血管内部の状態を調べてみないと分かりませんが、一度固まってしまったら元には戻らないので、ひどい場合だと石灰化しているケースもあります。

 予防としては、体全体の血液の循環を良くする有酸素運動が有効です。軽いジョギングか早歩き、自転車走行などを毎日10分程度。指先や足先まで血流を促す必要もあるので、通称ゴキブリ体操と呼ばれる体操も朝晩行うよう伝えました。

 ゴキブリが苦しむ様子からそう呼ばれている体操で、あおむけになり、赤ちゃんが駄々をこねるように手足をぶらぶらさせる運動です。手足を振ることで末端血管の血流をスムースに循環させることができます。

 また普段から首、足首、股関節を重点的に動かして関節周りの血流を良くしておくと、大きな血管の流れも自然に良くなるので、動脈硬化へのリスクを軽減することができます。

 ゴキブリ体操と聞くとぎくっとすると思うので、赤ちゃん体操と言った方がなじみやすいかもしれませんね。