世界最大団体の米国・WWEは12日(日本時間13日)、2027年に開催されるプロレスの祭典「レッスルマニア43」をサウジアラビア・リヤドで開催すると発表した。

 プロレス年間最大イベントは、1985年3月31日の第1回大会(ニューヨークのマジソンスクエア・ガーデン)からすべて北米で行われてきたが、史上初めて米国、カナダ以外での開催となる。ラスベガスで行われた会見で、WWEのCCO(最高コンテンツ責任者)のトリプルHは「WWEは世界の隅々まで届き、世界中のファンを熱狂させるグローバルブランドです。これを世界に示す機会です」と語った。

「ABEMA」が放送したこの日のスマックダウンでも紹介された会見には、サウジアラビア総合娯楽庁トゥルキ・アルシェイク長官のほか、WWE殿堂者のジ・アンダーテイカーとショーン・マイケルズ、世界ヘビー級王者セス・ロリンズ、シャーロット・フレアー、ビアンカ・ベレア、リブ・モーガン、ステファニー・バッケル、ローガン・ポールが出席した。

 米メディア「CBSスポーツ」によると、WWEとサウジアラビアは18年から10年間のパートナーシップ契約を締結。WWEは10億ドル(約1470億円)の収益を得たという。ただ「レッスルマニア43」がこの契約の対象となるかどうかは不明だとしている。

 この契約に基づき、サウジアラビアでは18年4月からプレミアムライブイベント(PLE)を開催。同大会では日本人スーパースターの中邑真輔も出場した。19年11月には宗教上の理由で禁止されていた女子プロレスも、選手がボディースーツやTシャツを着用して肌の露出を防ぐことで認められた。

「レッスルマニア43」には中東サウジによる多額のオイルマネーが投入されることは確実で、超大物が参戦する可能性も高い。史上最大規模の祭典になりそうだ。