女子プロレス「スターダム」のアーティスト王者・吏南(18)が、決意の防衛ロードを突き進む。

 10日の後楽園大会で同じ極悪軍団「H.A.T.E.(ヘイト)」の小波、フキゲンです★と組み、スターライト・キッド&AZM&天咲光由を撃破し同王座を初戴冠した。激闘から一夜明け取材に応じた吏南は「1年前までアーティストのベルトは自分には遠く感じていたけど、今自分の手元にピンクのベルトがあることが感慨深い。このピンクのベルトは吏南が世界一似合ってる」と語った。

 王座をともに手にした小波とフキゲンとは、師匠の故木村花さんが創設したユニット「TOKYO CYBER SQUAD」時代の仲間だ。「この3人でアーティストを巻けたことはすごいうれしい。小波とは勝ったらグータッチしよって約束してた。プロレスを続けてきてよかったと思ったし(花さんにも)届いてるかなって」と遠くを見つめた。

 試合後にはSTARSの羽南&飯田沙耶&向後桃から挑戦を表明され受諾。王座戦が決定的になった。吏南は「向後桃みたいな結果も残してないヤツがスターダムのタイトルに挑戦できたりするから、Sareeeとかからスターダムがナメられる。だから現実を見せてあげないといけないし、チャンピオンとしてそういうところから団体を改革していかないといけないと思う」と決意を明かした。そして姉の羽南からも涙を流しながら「STARSはここまでギリギリだった…。潰せるもんなら潰してみろ」と宣戦布告されたが、吏南は「STARSの問題で羽南が悩んで成人式で泣いて帰ってきたのもお母さんから聞いてたから知ってた。ただSTARSとしてやるって自分で決めた以上羽南はそれを貫かないといけないし、私はそれを全力で潰しにいくだけ」と語った。

 念願の同王座を戴冠したからには王座戦を全力で盛り上げていく。「ここ最近シングル王座とアーティストの2冠王者が多かったから、アーティストの防衛戦が後回しにされてベルトが2冠王者になるための飾り物みたいになってた。だからうちらでアーティストの価値をもっと上げていく。月1でも、2でも、3でも何回でも防衛戦やってやるよ!」とぶち上げた。若き極悪戦士から目が離せない。