立憲民主党(野田佳彦代表)は11日に東京・永田町の党本部で両院議員総会を開き、党役員人事が決まる。

 永田町関係者などによると、野田氏は小川淳也幹事長を交代させて新たな幹事長に衆議院予算委員長を務めた安住淳氏の起用を固めたという。

 安住氏は去年10月の衆院選で自民党、公明党が少数与党になったことで野党議員として30年ぶりに衆議院予算委員長に就任し話題となった。

 旧民主党政権では野田内閣で財務相、立憲では党の国対委員長などを歴任したことで知られている。

 そんな野田氏はこの日にラジオ日本「岩瀬恵子のスマートニュース」に出演した際、党役員人事について「大幅な入れ替えになります。政権担当能力のある政党はどこかを見てもらうような、骨太の安定感を醸し出せる体制を作りたい」と意欲を述べたという。

 立憲関係者などによると、同党のネクストジェンダー・共生・孤独孤立担当大臣の吉田はるみ氏が〝サプライズ人事〟で有力視されいるという。

 吉田氏は東京8区選出(杉並区)で当選2回。去年9月に行われた代表選挙に立候補し候補者の中で唯一の女性候補として注目を集めた。

 代表選と同じ時期には石破茂首相が自民党総裁選に立候補。石破首相はスポーツ紙インタビュー(2024年9月20日)の中で、代表選に立候補した吉田氏について言及していた。

「杉並区という石原(伸晃)さんが強かった選挙区において政治的に華々しいバックがあるわけでもないのに、その中から議席を得ていかれた、その存在感というのは私は前から注目していたのであって、これから立憲民主党の担っていく1人になっていく、なっていくんだろうなと思っています」と吉田氏の政治家としての資質を評価していた。