自民党の総裁選前倒しを求める署名が過半数以上集まる見通しとなってきた。閣僚からも賛同者が出たことで、政権は崩壊寸前だ。石破茂首相が解散カードをちらつかせれば、ネット上では石破おろしに動いている麻生太郎最高顧問への批判が噴出し、党内は収拾がつかない事態となっている。
副大臣、政務官の中から総裁選前倒し賛成者が相次いでいる中、鈴木馨祐法相は5日、「総裁選を前倒しし、党員の方々にも広く参加いただく総裁選を実施することが最善と判断」と表明した。麻生氏が3日の麻生派の研修会で総裁選前倒しを宣言したことで、同派所属の鈴木氏が石破首相に反旗を翻した形となった。閣僚からは初で、石破首相側近の平将明デジタル相は「派閥の領袖が発言して流れができるということだと、結局派閥を残した人たちが得をする。自民党が先祖返りする」と批判。Xでは「#麻生辞めろ」がトレンド入りした。
この日は各都道府県連も次々と総裁選前倒し要求していることが判明した。「賛成者は名前を公表されることで、当初は消極ムードでしたが、なだれを打つように泥船から逃げ出す人が続出している雰囲気です。このままいけば、総裁選前倒しとなる国会議員295人、都道府県連代表47人の計342人の過半数に届くことになりそうです」(党関係者)
ただ石破首相も座して死を待つわけではない。総裁選となれば「解散カードを切る」と周辺に漏らしていることが伝わっている。「総裁選前倒しが正式決定する前に辞任してもらうのが理想だが、石破首相は居座る気満々です。解散となれば、閣僚全員の一致が必要になるが、鈴木法相を罷免してでも踏み切りかねない」(同)
解散総選挙を進言している鈴木宗男衆院議員は、麻生氏や裏金議員が石破おろしに躍起になっていることに「派閥の解消と言いながら、今なお、かつての幹部に引きずられたりして自民党は変わっていないと国民は見ている。それは、世論調査に如実に表れている。選挙となれば自民党員よりも、お一人お一人の有権者の判断である。このことを我々政治家は心しなくてはならない」とブログで指摘した。
党内世論と国民世論が乖離している中、石破首相の最後っ屁に党内は戦々恐々としている。












