パ5位の西武は31日のオリックス戦(ベルーナ)に1―4の惜敗。逆転CS進出を懸けた3位チームとの本拠地直接対決で痛恨の3連敗を喫し、その差は「8・5ゲーム」に開いた。

 先発・隅田知一郎投手(26)は、3回を除いて毎回走者を背負う苦しい投球となった。そして4回、西野、頓宮の連打などで二死一、三塁のピンチを背負うと、若月のレフトライナーをこの日23歳の誕生日を迎えた左翼手・渡部聖弥外野手が打球をグラブに当てながら後逸する適時失策。オリックスに先制点を献上した。5回には西川に適時打を許し、点差を2点に広げられた。

 西武打線はその裏、二死一塁から、外崎の適時二塁打で相手先発・エスピノーザからようやく1点をもぎ取った。外崎は「打ったのはツーシームです。山村の気迫のスライディングで燃えました。前の打席の借りを返す気持ちで打席に入りました。いい形で打つことができてよかったです」と語り、続くネビンも安打で続いて一、三塁とチャンスを広げたが、5番・渡部聖がブレーキに。三ゴロに倒れ、この同点機を逃した。

 1―2の9回には守護神・平良海馬投手(25)が麦谷にダメ押しの中越え2点二塁打を許し、今季44試合目で初の複数失点。大勢は決した。

 3年連続10勝に王手をかけている隅田は5回9安打2失点(1自責点)で8敗目(9勝)。登板後は「情けないの一言です。チームに勢いをつけられるようなピッチングをしなければいけませんでした」と言葉少なだった。